は
初鴉 | 世を拗ねるかに鳴頻る初鴉 | 福本美佐 | 57 | ||
行列を眺めに来たか初烏 | 林田麻裕 | 73 | |||
初烏さらり一読「水六訓」 | 笹村ルル | 73 | |||
初鴉陵の空ほしいまま | 豊田信子 | 73 |
初雀 | 初すずめ祈願の鈴が風に鳴る | 辻水音 | 57 | 21.1.14 | |
初雀見てよ形見の袋帯 | 辻響子 | 69 | 21.1.14 | ||
初雀いつもの場所に下り立ちぬ | 松田ひむれ | 77 |
初雀みるみるふえてさくらの木 | 園田夢蒼花 | 21.1.14 |
ふ
福寿草 | なんぼでも増えるで持ってけ福寿草 | たかはしすなお | 14 | ||
はらからの靴並ぶ土間福寿草 | 種田果歩 | 21 | |||
等高線膨らむあたり福寿草 | 波戸辺のばら | 34 | |||
福寿草ふるさと持たぬ者同士 | 鈴木みのり | 45 | |||
朱を引くは高島暦福寿草 | 辻響子 | 49 | |||
老ひとり寡黙に過ぎて福寿草 | 升田貞 | 49 | |||
寅さんの褪せた背広や福寿草 | 鈴木みのり | 57 |
ほ
仏の座 | プラごみを置いてそこそこ仏の座 | 笹村恵美子 | 50 |
瓔さんたちの 俳句
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